崇真寺
開運犬切不動尊
開運犬切不動尊
(北関東三十六不動尊霊場第二十番礼所)
稲毛田山金剛王院
崇真寺
崇真寺について
栃木県芳賀郡芳賀町にある崇真寺(そうしんじ)は、開運犬切不動尊とも呼ばれ親しまれており、千年以上の長い歴史を誇る由緒正しきお寺です。境内に咲く美しい桜は栃木県の桜の名所百選にも選ばれており、県内有数の桜の名所です。どうぞお気軽にお越しください。
大門の桜並木
芳賀町指定天然記念物「樹齢四百年の枝垂桜」
大日如来が安置されている本堂
遥か昔から、今に伝わる伝説の舞台。
春の桜、新緑、そして静寂の雪景色は、訪れる人の心の中に潤いを与えてくれるでしょう。
数々の歴史を醸し出す建造物や彫刻・仏像は、今も時代を刻み続ける深さと素晴らしさがあります。
大香炉
寳篋印塔
観音堂
まんが日本昔ばなしで放映された、犬を切ったお不動様
下野国は芳賀・稲毛田にある崇真寺に、十歳ぐらいで、いたずら盛りの智念という小僧がいた。
ある日、和尚さんがいつものように、仏様にお供えした物を片付けに本堂へ行ってみると、きれいになくなっている。はじめのうちは、小僧たちの仕業だろうと思って黙っていたが、毎日、毎日続くので、さすがの和尚さんも腹を立て、小僧たちを集めて尋ねた。
すると、小僧たちは口をそろえて、智念に疑いをかけた。智念は、取った覚えがないのでけろっとした顔で否定した。しかし、かえって和尚さんを怒らせ、疑いが深まり、盗人として強く責められた。大変悲しく思った智念は、身の潔白を晴らすには、盗人を明らかにすることだと思って毎晩夜遅くまで見張った。しかし、子どもなのでどうしても眠くなって寝てしまう。そこでお不動様に願いをかけることにした。三、七、二十一日間、汁絶ちをして、毎晩遅くまでお経を唱えて祈願した。
二十一日目の満願の夜、智念がお祈りを終えて、石段を下り始めた時、後方で「ギャオーッ」と闇(やみ)夜を貫くけたたましい叫び声が聞こえ、智念はハッとした。急いでお不動様のお堂へ戻ると、そこには小牛ほどの大きな白い犬が、血まみれになって倒れており、あたりにご飯やお煮しめなどのお供え物が、散乱していた。
「お不動様!」智念は思わず手を合わせ、お不動様を見上げた。目はらんらんと輝き、口を真一文字に結んでいるお不動様。手に持った剣の先からは、血がポタリ、ポタリとしたたり落ちているのだった。
年中行事
令和五年 年中行事
一月一日
元旦初護摩供
二月三日
節分会護摩供
三月二十一日
春季彼岸会
三月二十八日
犬切不動尊縁日
大般若経転読会護摩供
八月五日
大施餓鬼会
八月十三日
孟蘭盆会
九月二十三日
秋季彼岸会
十二月二十二日
星祭護摩供
十二月三十一日
お焚き上げ
諸祈願
家内安全、学業成就、開運、厄除、交通安全、事業繁栄など、各種ご祈願を承っております。
ご供養
境内墓所のご案内、年忌法要や永代供養についても気兼ねなくご相談ください。
崇真寺へのお問い合わせ
028-677-2414
受付時間 8:00~17:00
【アクセス】
崇真寺
住所:〒321-3303 栃木県芳賀郡芳賀町大字稲毛田1400
◎JR宇都宮駅から車で約30分(柳田街道直進、祖母井より5分)◎駐車場有